平成31年度 第15期
12月14日 組紐を組む
講師 桃井 ゆみ子 先生

今年で干支はひと回りし、来年はまた新たに子年からの始まりです。 十二支を円に並べて自分の干支の向かい側にくる干支を向かい干支と言って、縁起の良い物とされています。泉鏡花は向かい干支のうさぎを集めていて、こうした習わしが広まったことの例として名前が上がるようです。子ども達は、自分の向かい干支を確認して、子年の根付を作りました。また、組紐のブレスレットを見せて頂きました。
《季節の便り》
凍てつく冬の夜は星が美しく輝いています。といっても、東京の夜は街灯が明るく星降る夜という訳にはいかず、星座を見つけるのも難しくなってきていますが、それでも三ツ星の並ぶオリオン座は容易に目につくのではないでしょうか。オリオン座はギリシャ神話に由来する名前ですが、和名もちゃんとあり、鼓星と言います。昔の人はあの星の並びに鼓を見て、鼓の音色を聞いたのでしょうか。